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クラフトビールのテイスティングに対して思うこと

Ther Brewing Industry International Awards – Judging, Burton 2011

先週は仕込みでバタバタで、記事の更新がストップしておりました。

先週末はジャパン・グレートビア・アワーズが開催されていましたね!当方のタイムラインも審査に参加されている方のコメントで盛り上がっていました。

私も何度か審査員として別の審査会に参加したことがありますが、1日に70~100杯近くのテイスティングを行います。朝から夕方まで、場合によってはも少し長引くこともあり、結構な長期戦で、体力勝負となります。

そんな中でいつも感じるのが、人によって感じる味、香り、表現方法が多種多様だということ。他の審査員からの意見を聞いて「確かに言われてみればそういった香りもするかもしれない」と感じることもあれば、「いや、そんな香りや味は全くしないけどな…」と、自分の嗅覚や味覚、表現力の乏しさを嘆いたこともありました笑

こういった公式の場の中で考えさせられることもあれば、お客様とのやり取りの中で学びになることもたくさんあります。

先日、とある商品サンプルをお客様にお持ちしてテイスティングをお願いしたところ、狙っていた香りが「全くしない」「言われてみればあるような気がする…」と、ご意見をいただきました。

自分としては「そんなはずは…」と思い、コップに鼻を近づけてみたら明らかにその香りは漂っていて「いやいや!めちゃくちゃ香りますやん!笑」
と、笑いながら皆で「あれー?笑」ということがありました。

逆に他の味や香りに対しては敏感で、私はそこまで気にならないというものもあり、とても良い意味で勉強になりました。

同一商品であっても、自分の職業や住んできた土地、習慣によって敏感なもの、嫌悪感を抱くものが全く異なり、(※納豆なんかが良い例だと思います)味や香りの種類が特に豊富なクラフトビールに対しては受け取られ方が本当に様々だということを再認識させられました。

普段、商品のテイストを決めるのは基本的に自分一人で、商品を配達した時や気の合う友人に感想をお聞きすることがあります。

クラフトビールが好きで飲みなれているお客様のご意見は「ビアスタイルガイドライン」に対して至極真っ当な内容を頂くことが多く、とても勉強になります。

一方で「お酒が好き」「美味しいものが好き」な方の意見は全く別で、「ビールじゃフルーティでビールじゃないみたい!」とか、「もっと〇〇(例えば使用されている果実)の香りがあると思った」等、シンプルに飲んだ商品に対して意見をいただけます。

どちらも正解で、どちらに寄せるべきということではないのですが、やはり自分とは違う考えや習慣、生活が身についている、自分以外の方からの意見は勉強になります。

そんな貴重なご意見をいただいたので、もう少しブラッシュアップして、よりおいしく、面白い商品を作れたらなと思います。